“PUMPKINGの公演 第一回 魂の対話”無事に終わる事が出来ました。
雨が降る中、お越しいただいた沢山の皆さん、力を貸してくれたスタッフの皆さん、本当にありがとうございます。出演したのは、PUMPKINGの4人だけですが、沢山の人達のおかげで、大成功で終える事が出来ました。ロクソドンタブラックでの鑑賞環境とのバランスを考えると、ギリギリいっぱいの方に見て頂けたんじゃないかと思います。感謝の気持ちでいっぱいです。感謝してもしきれません。
2011/7/7から“PUMPKINGの公演”をスタートさせて、今後二ヶ月に1度のペースで続けていくつもりです。次回は9月22日(木)に同じ場所で行います。今回とは、全く違うものになるとは思いますが、PUMPKINGが何かを行います。また、是非見に来て下さい。
今回は、“2011年3月11日”という作品を上演さして頂きました。
日頃から、ダンスというのは身体で表現するという手段なので、歌や文章のように言葉が無い分かなり抽象的なモノとなってしまう事への、面白さと、歯がゆさを感じていました。
具体的になりすぎずに、自分達の声をダンスで届けるという事。これは、今後も大きなテーマで在り続けるとは思いますが、その1歩目として、“2011年3月11日”は、見て頂いたお客さんの反響も含め、ある程度満足のいく作品が出来たのではないかと思っています。
ただし、これは今回の東日本大震災がみんなにとってとても大きな衝撃であり、1種のトラウマになっているからこそ、テーマが強力だったからこそ、何かが伝わったんだというのはあると思います。
それでも、今、アーティストとして、何か作品を創るにあたって何をテーマに取り上げるかとなると、東日本大震災以外にはあり得なかった。
このテーマを掲げた事で、地震や津波の直接的な影響が無かった関西の人たちにとって、様々な事を考えるきっかけとして、心の中に残り続けてくれたらと思っています。
復旧、復興、原発、エネルギー、政治、マスメディア、、、当たり前の事だけど、1人1人がそれぞれ、考えなければならない。今まで、それがなかったかもしれない。でも、こんな大災害が自分の国で起こったのに、“東京電力福島第一原子力発電所”に関しては今、まさに被害の最中であり、完全な人災であるわけで、そんな状況で、思考停止をして言い訳が無い。
僕自身も、大した知識もないけれど、皆それぞれ自分なりに考えれば良いと思います。そして、選択していけばいいんだと思います。
この先の未来を生きていく、創っていくのは、僕たち若い世代、子供達、そして、未来の子供達なんだから、僕らが無関心では何も変わらない。
希望に満ちた世界にしていきたいと、単純に思うだけなんですよ。
人間はエゴイストだとよく言うけれど、人は支え合って、協力し合って生きているし、成長しているわけで、みんなで力を合わせれば、難しい問題もきっと光が見えてくると思います。
皆がそれぞれ光になって、光の射す方に進んで行こう。
PUMPKINGも進み続けます。
p.s.
近い内に、公式HPに“PUMPKINGの公演”ページを作ります。写真なども載せる予定なので、乞うご期待。
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